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日常にレースを。

  • 執筆者の写真: ホームページ 東工大ヨット部
    ホームページ 東工大ヨット部
  • 6月19日
  • 読了時間: 3分

みなさんこんにちは!東京科学大学ヨット部 470クラス2年クルーの伊藤です。


突然ですが読者の皆さんは「電車の待ち時間」にどのような印象をお持ちでしょうか?


ちょっとした時間、スマホをいじる時間、音楽を聞く時間、待たされる時間、人が密集し苛立つ時間、景色を眺めてぼーっとする時間、考え事をする時間、そもそも何の印象もない、様々だと思います。


かくいう私はヨットレースのスタートに似たものを感じています。どう言うことか?


ヨットレースのスタートまでの流れは以下の通りです。

35 分前以前 出港許可 D 旗 掲揚

10 分前以前 オレンジ旗 掲揚

5 分前 予告信号 クラス旗 掲揚

4 分前 準備信号 ペナルティー旗 掲揚

1 分前 ペナルティー旗 降下

0 分前 スタート クラス旗 降下


このようにレースでは、スタートの何分前に何が起こるか決められており、参加している人は残り時間を意識して行動しています。

そしてこれと似たことが私の日常では頻繁に起こっている、と言うのが今回の私の主張です。本当にどういうことか?


私のスマホのロック画面には最寄駅に次の電車が来るまで何分何秒かかるかリアルタイムで教えてくれるウェジット(Yahoo!乗換案内)があります。これにより私は改札を通る前に電車の待ち時間をチラッと確認し、それに応じて待ち時間に行う行動を決めています。そこにレースのスタートに通じる真髄が宿っているのです。ではさっそく、私の普段は絶対に知ることのできない朝の最寄駅で考えがちなことを見てみましょう!共感できるかもしれません。


[残りの時間]  考えること

[10分以上]何でもできるじゃん 神! マック行っちゃう?

[8分]コンビニの半額で飲み物買えるからちょい遠いけどスーパー行いって濃いお茶でも買おー

[6分]スーパー混んでたら間に合わないかもだからペットボトルは駅のコンビニで買うかー、ちょっと高いな。コンタクト付ける余裕はあるな。トイレも行っとこう。

[5分]全然まだコンビニに寄れる。空いてたらトイレ行けるぞこれ

[4分]コンビニ行くか。けどレジ並んでたら諦めよう。トイレは時間怪しいからやめとくかー

[3分]コンビニ迷うなー。無人レジでSuica払いすれば間に合うが、、ここはホームで並んどくのが安牌。

[2分30秒]よっぽど欲しいものがない限りはコンビニやめよう。リスクが高すぎる。

[2分]コンビニは無理。喉乾いてたら自販機だなー最近高いけど...

[1分30秒]ホームに直行してちょうど乗るくらいだな

[1分]いやーわんちゃん電車乗れないかも、軽く競歩で。

[45秒]急げ!エスカレーターは右を歩くぞ

[30秒]だいぶきついなー。数十秒遅延してることを願って直行

[15秒]遅刻しそうな時以外は棄権して諦めてスーパーかコンビニに行きがち。

[0秒]電車到着。諦めて次のレースに臨む。


こんなことを考えて日々電車に乗っています。しょうもないと思いますか?私もそう思います。ここまで読ませてしまい、ごめんなさい。壮大なタイトルの割にがっかりする内容だったかもしれません。しかし気分が下がりがちな朝の通勤時間帯で密かに行うレースはちょっとドキドキして楽しくおすすめです。特にトイレや買い物を済ませて電車と同時にホームに到着すると、大したことしてないのに時間を有効に使えた達成感が凄く、良い一日のスタートを切れます。皆さんも乗換案内のアプリを活用して、真似してみてはいかがでしょうか?

以上でブログは終わります。読んでくださりありがとうございました!


ree


 
 
 

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