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About Safety

 

 

東工大ヨット部は、

 

2013年度制定の「海上活動原則」に基づいて海上練習をし、

 

毎年2回の改定義務がある「安全規約」に従って安全に対する意識を高めています。

 

以下の質問は、上記の海上活動原則と安全規約に基づいています。

ヨットは転覆しないの?

 

2人乗りの競技用ヨットは船舶の中では、超小型で軽量設計であるために、他の船舶に比較すると簡単に転覆します。ただし、ウィンドサーフィンのように、転覆しても船を起こして再び帆走することが可能です。初級者には、基本動作として転覆時の対応方法を教育した上で、海上練習に移行します。また、万一に備えて、レスキュー艇2艇を配置し、練習での安全を確保しています。

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ロープは引っかかったりしないの?

 

ヨットにはたくさんのロープが使われているため、各ロープの役割・特性を理解することがセーラーの基本となります。また、乗艇中にロープを整理する習慣も身につけていきます。難易度の高い風域では、経験のあるメンバーを選別して練習しているため、我が部においてロープに絡まって身動きが取れなくなり、海難事故に至ったことはありません。なお、最悪の事態に備えてレスキュー艇にはカッターを積んでおり、即座に対応できるようにしています。

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海に落ちないの?

 

ヨットが転覆した時や誤って滑り海に落ちてしまうことがありますが、ライフジャケットの着用を義務付けているため、泳ぎの苦手な人でも安全に練習できます。実際に、部員の中には全く泳げない人もいますが事故なく活動しています。

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ヨット同士で衝突は起きないの?

 

ヨットの練習やレースは密集した状態で行われるため、ヨット同士の接触事故も稀に発生します。海上での運行ルールや操船技術を身に付けることで、事故を未然防止するようコーチや上級生の指導の下で日々練習を積み重ねています。また、部内の練習においてヨット同士の接触事故や接触ヒヤリが発生した場合は、部全体で原因究明と対策を議論し、再発防止を徹底しています。

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天候による海上練習をするかどうかの判断は?

 

私たちが活動する葉山港では、気象予報をもとに強風・高波などで危険と判断されると管理事務所から出艇禁止の指示が出ます。また、管理事務所から出艇禁止の指示が出ていない場合でも、天候、部員の体調、乗艇者の熟練度スキルを総合的に判断して、出艇数、乗艇メンバー、レスキュー体制、練習時間を最適化するようにしています。

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万が一事故が起きた時の対応は?

 

万が一事故が起きたときに冷静かつ的確に対応するために、部内で作成した安全対策マニュアル(緊急連絡網含む)を共有化し、半年に一度のレスキューボートの操縦訓練、安全講習会をおこない、部員全員が対応できる状態を維持しています。

また、毎年消防の方をお呼びして救命救急講習を受けることを義務付けているため、部員全員が心肺蘇生法の技術を持っており、水難事故での応急措置ができます。

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