

引退ブログ⑦関根拓豊
前年度スナイプバイスを務めさせていただいておりました、31746クルーの関根拓豊です。 愛する後輩たちに向けて、僕の学びを3つ授けたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「僕たちは支え合って生きているということ」 「楽しむとは、全力でやるということ」 「全ては運であるということ」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 最初に伝えたい学びは、 「僕たちは支え合って生きている」ということです。 でもこれは、単なる優しい言葉ではなく、競技者として、そして一人の人間としての"態度"の話です。 僕らが日々受け取っているものは、決してタダではありません。 設備も、コーチングも、先輩の背中も、後輩のサポートも、 そのすべてに誰かの時間と犠牲と想いがある。 だからこそ、 「自分だけラクして得しよう」という姿勢は絶対にダメです。 楽してお金をもらおうとしたり、 タダで受け取り続けようとしたり、 その瞬間から人は弱くなるし、チームも弱くなる。 この"受け取る覚悟"について、僕自身、痛みを伴って気づかされた経験があります。 去年の秋の終わり頃、代替わりを迎えるにあたって来年度


引退ブログ⑥笹澤愛未
お世話になっております。470クラスで4631のクルーとして乗っておりました、笹澤愛未です。 はじめに、現役の4年間、ヨット部に多大な支援をしていただいた保護者・OBOGの皆様、熱心なご指導をしていただいた本吉コーチ、苦楽を共にした同期、先輩、後輩、ヨット部を支えてくださった全ての方に感謝を申し上げます。 4年間、本当にありがとうございました。 ヨット部を引退して時間ができるかと思いきや、ヨットの犠牲になっていたあれやこれやが押し寄せ、あわただしく、あっという間に1ヶ月半が過ぎました。 その中でも、先日は全日本ミニトン選手権大会に出場させていただきました。クルーザーヨットを始めるのはまだ少し先のことだと思っていましたが、引退してすぐ誘っていただいて、ヨットができるというのは本当に素晴らしい環境にいさせていただいているのだな、と再認識しました。 引退ブログということですが、文章を書くのが苦手なので、ラフに私のヨット部生活を思い出と共に振り返ろうと思います。 1年生 高校で入っていた体操部である程度満足していて、大学で運動はいいかな、と思っていたはず


引退ブログ⑤髙橋祐樹
お世話になっております。 全日本で引退しても、早生まれが故にジュニアミックスに駆り出された前主将兼、31138クルーの髙橋祐樹です。 去年の今頃、全く提出期限を守らない先輩たちの引退ブログを読みながら自分の最後の一年がどうなることやらと想像していたことを思い出すと、自分が同じ立場になっていることに感慨深さを感じます。 普段のブログと違って、レースの報告をするわけでも、何かに向けての意気込みを書くわけでもない、”完全に個人的”なブログを書いているので、このブログを読んでいただいているだけで非常に嬉しいです。それとともに、好きなだけ好きなことを書くことが許されている(?)場所なので、つらつらと文章を書くのが自分にとっては少し楽しみでもあります。そんな僕がヨット部として残す最後の文章を温かく見守っていただければ幸いです。 このように過去を振り返るような場所では、「ここまでの時間が一瞬で過ぎた」というように述べられることが多いですが、今年の私に限ってはこの1年はなかなかに長いように感じます。主将としての1年間は今までのどの3年間よりも濃密で悩まされること


引退ブログ④伊藤佑惟
お世話になっております。秋インカレで470級4631の軽風域スキッパーを務めていました、4年伊藤佑惟です。まず初めに、ヨット部に多大なご支援を賜りました保護者の皆様、本吉コーチ、潮会の皆様、学校関係者様方に心より感謝申し上げます。おかげさまで4年間全日本を目指して練習を続けることができました。ありがとうございました。 あまり真面目な文章や深い内容を書くのは得意ではないのですが、これからヨットを頑張る後輩たちの後悔が一つでも減るように、ヨットをあまり知らない方が少しでもヨット競技をどのような気持ちで続けているのかが伝わるような内容にできればいいなと思います。(書き終えた文章を読みましたが、思ったより厳しいこと書いてるかもなので新入生は読まないでね♡) ヨット部を4年間続けてみて強くなるために、後悔無く引退できるために最も大事なことは「ヨットを最優先できる環境にする気があるか」だと思います。4年間いろいろなことに目を向けて、考えて、悩んで、生きてきた私なりの結論です。 まずはこれが何を指すのかの例を挙げてみます。 ・学校の時間割計画を自主練が最大限で


