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引退ブログ②白井毅

  • 執筆者の写真: ホームページ 東工大ヨット部
    ホームページ 東工大ヨット部
  • 3 日前
  • 読了時間: 4分

お世話になっております。

470の元チームリーダーを務めておりました、470ヘルムスの白井毅です。

まずはじめに、4年間ヨット部の活動を支えてくださった保護者の皆様、潮会の皆様、本吉コーチ、先輩方に心から感謝申し上げます。

皆様のご支援により、ヨットを好きになり、4年間練習に打ち込み、インカレに向けて活動することができました。

本当にありがとうございました。


引退ブログを書くにあたってヨット部での4年間を思い起こしてみましたが、一番思い出されるのはやはり最上級生になってからの出来事ばかりです。

単純に近い記憶だからというだけではなく、確実に去年の代替わり後、チームリーダーになってからが1番密度の濃い1年間だったからだと思います。

もともと私はチームリーダーをやる予定ではなかったのですが、

代替わり直前になってチームリーダーをやる予定だった同期が諸事情によりチームリーダーをするのは難しいということになり、急遽自分が引き継ぐことになりました。

正直、私は自分自身がリーダーに向いていない性格だと自負していたため不安しかありませんでしたが、先輩方がインカレに出ている姿をレスキューから見て、

自分がチームを引っ張って来年こそは全日本に行きたいという気持ちが強くなったことを今で覚えています。

代替わり直後は、同期も後輩も全員別方向に癖が強いメンバーしかいなかったので、リアルに

「『自分も上手くなる』『チームもまとめる』、「両方」やらなくっちゃあならないってのが「チームリーダー」のつらいところだな」

という心境でした。(分からない方すみません、ジョジョネタです)

個性的なメンバーばかりでしたが、全日本に行きたいという気持ちは皆強く、何度も意見を交わし合うことで各個人もチームとしても成長できたと思います。

この1年一緒に戦ってくれた470チームの皆、君たちのせいで苦労したけど君たちのおかげで1年間リーダーとして頑張ることができました。

本当にありがとう。



自分の事だけでなく後輩のためになりそうなことも何か書いておこうと思います。

割とありきたりなことかもしれませんが、ヨット部の活動を経て、私はより成長するためには「ライバル」の存在を意識することが必要だと感じました。

もちろん、レースの順位などをモチベーションにしたり、自分の動作などを自分が満足するまでひたすら磨き続けることでも成長することができます。

しかし「この人には負けたくない」と思うことでその人の動きをよく観察するようになり、自分に足りないものが分かったり、逆に自分の得意なことが見えてきたりします。

私は、自分で技術を磨くのはいずれ伸び悩むことがありますが、ライバルを作ると相手も絶えず成長するので止まらずに成長し続けられると感じます。

ライバルは1人でも同期でもある必要はなく、クローズのライバルはこの人、ランニングのライバルはこの人などレグや動作ごとに別の人を意識するのがいいと思います。

技術面だけでなく座学や情報収集に対する意識の高い人や、急激に成長している後輩などを精神面のライバルとして意識することもモチベーション維持につながります。

ぜひ、自分のライバルを設定して同期よりも、先輩よりも、そして他大の学生よりも上手くなってください。



最後に

個人的には全日本出場も叶わず、ヨット部活動でこれといった成績は残すことができませんでしたが、

秋イン決勝で一度だけリザルトは良くないものの1上シングルをとれたことで、自分の努力が少し報われたように感じました。

過程が大事だとよく言われますが、やはり結果を出してこそ過程が報われるというものだと思います。

後輩たちには、ぜひ結果を出して笑って引退してほしいと思うので、私もできる限りサポートしていきます。ぜひたくさん練習に呼んでください。


改めて、4年間本当にありがとうございました。


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