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セーリング用語、英語だと何て言う?

執筆者の写真: ホームページ 東工大ヨット部
ホームページ 東工大ヨット部
6 日前
読了時間: 2分

みなさんこんにちは、二年スナイプクルーのゲイセイテツです。今回のブログは英語のヨット用語についてシェアしたいと思います。


セーリングを続けていれば、いつか海外の大会や遠征で、世界のいろいろな国のセーラーと知り合う機会があるかもしれません。そんなとき、基本的な英語のヨット用語と、その言葉の裏にある物語を少し知っているだけで、会話はぐっと面白くなります。


しかも嬉しいことに、普段カタカナで呼んでいる用語の多くは、そのまま英語で通じます。

・タック → tack

・ジャイブ → jibe(米)/gybe(英)

・アビーム → beam reach

・ランニング → running

・ポート → port / スターボード → starboard


そのまま覚えればいい……のですが、この中の port と starboard だけは、それで済ませるにはもったいないくらい面白い由来を持っています。

なぜ右舷が starboard なのか

昔の船には船尾中央の舵がなく、代わりに右側に「舵板(steer-board)」を付けて操船していました。これが訛って starboard になったと言われています。


では左舷は?

舵板を壊さないよう、接岸はいつも左側。「港(port)を着ける側」だから port です。

しかも左舷はもともと larboard。ところが starboard と音が似すぎて、風や波の中では聞き分けられません。海の上でそれは命に関わるので、1844年にイギリス海軍が port に統一しました。安全のために単語ごと変えた、というのは珍しい話です。



おまけ:「ヨット」問題

日本語の「ヨット」と英語の yacht もズレています。yacht は大型で豪華な船のイメージなので、"I do yachting" と言うと白いクルーザーを想像されます。素直に "I sail" が通じます。

由来を知ると、なんとなく使っていた言葉が急に立体的になります。次に "Starboard!" と叫ぶときは、右舷に舵板を付けていた昔の船を思い出してみてください。



 
 
 

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