引退ブログ⑫
大変遅ればせながら、引退ブログを書かせていただきます。元470チームリーダー、兼元レスキュー係で470ヘルムスをしてました金谷です。
引退ブログを書く気持ちがもてないまま放置しておりまして、気がつけばかなり時間が空いてしまいました。昨日OBとして現役の練習を見てきて、やはり書こうと思いましたので、今更ですが失礼します。
まず4年間ヨット部の活動を支援していただいた、潮会、保護者の皆さん、本吉コーチ、本当にありがとうございました。おかげさまで、楽しくヨット部生活を終わらせることができました。
またレスキュー係として触れておかなければならない点として、レスキュー艇(蒼燕、飛燕)2艇の船外機が共にこの代で故障してしまいました。その際に、大学、潮会のご支援をいただき、レスキュー2艇体制での練習を行えたこと深く感謝しております。また、エンジンのエの字も知らない私にご助言いただいた、海洋サービスの宮崎さん、葉山ヨットサービスの鈴木さんにも深く感謝しております。
また潮会に援助してもらい新艇の4860を購入していただきました。申し訳ないことに良い結果は出せなかったのですが、船の性能自体は良いものです。
改めて多くの大人の支援でできているスポーツだと実感しました。大変ありがとうございました。
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さて、ここからは超個人的なことを書くので途中まで読み飛ばして構いません。
私がヨット部に入った経緯を思い出します。特に何も志がないまま(知りもしない学院に)受かってしまった東工大で、1番最初に話した先輩が、健康診断の誘導をしていたヨット部の人でした。その時点で興味が惹かれほぼほぼ入るつもりで試乗会に行きました。入部しました。
今から考えると、勉強に熱心になれないと予感した上で、何かに熱中したいと思ったのでしょう。
そんなわけで、同期の中でも一番練習に来ていた自負はあり、一番熱中していた自負もあります。
(一応補足すると勉強を疎かにしていたわけではないですが、立ち止まって改めて次の一歩をずっと考えており、最近ようやく朧気に決心しましたので、晴れてこの引退ブログを書いている次第です。)
4年間ずっと将来のことを見ない振りをして悩み、特に最後の1年はずっと悩んでいましたが、ヨットがあったから大学を辞めることなく続けてこれたと思ってます。こんな事を言うと重いですが、この4年間ヨットとヨット部の仲間に救われていました。ありがとうございました。
なんか病んでる人っぽくなったので超個人的な話は終わりで。(でもどうしても書きたかったので許してください。)
そう思うと、同期は皆ちゃんと勉強して、したい研究して、ちゃんとヨットもしてて凄いですね。どこに出しても恥ずかしくない自慢の同期たちです。少々かなり変人しかいないのが難点ですが。
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ここからは後輩に伝えたいアドバイスを書くのですが、ヨットに関することは既に同期の皆が書いてるので、チームメイク的なことを書きたいなと思ってます。と言っても私は途中からなし崩し的にリーダーになったので、そこから考えたことをメモして置きます。
チームの最上級生として大切なのは、やはり如何に後輩を巻き込んで良い雰囲気と環境をつくりだせるかだと思います。それは翌年にも全日本を目指せるチームにするためにも必要ですし、それ以上にチームの雰囲気として、快く後輩がサポートしてくれる状況をつくらないとインカレは戦えません。あとヨットは楽しいので、楽しくヨットができない環境は悪です、純粋に。
良いチームがつくれたかは自分にはわかりませんが、反省点はいくつかあります。
ひとつは同期が多かったこともあり、同期同士で乗る時間を取りすぎて、3年生と乗る時間が少なかったかなと思ってます。その贖罪の意味も込めて、今でもたまに練習動画にコメントを残しているのですが、本来はもっと一緒に乗って伝えるべきだったなと思います。
それから新入生についても、ここ数年の傾向として、沢山入部してくれるけれど沢山辞めていくのを、どうにかしないとだよなーと思っていましたが、結局なにも出来ないままでした。同期は多い方が圧倒的に楽しいので、どうにかして新入生を囲い込むべきでした。
そこんとこ気にかけると良いチームができるんじゃないでしょうか。
今年の470も4年生が多いので、くれぐれも同期でのいざこざは起こさずに、後輩たちにも気を配りながら楽しくヨットに乗って欲しいです。
科学大470の飛躍楽しみにしてます。もちろんスナイプも応援してます。以上。
それじゃあまた。



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