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引退ブログ#1

こんにちは!470チーム4年の毛利友揮です。

引退してから早くも一か月が経とうとしていますが,すでにぬくぬくした生活に慣れてしまい、寒い海上に戻ることはできないかもしれません。ですが、時折風予報を見て今日はこういうコンディションかーと考えていたり、街中で方向転換するときに「タック!」と心の中で唱えていたり(今の4年生の良くない風習です(笑))と、なかなかヨットのことが抜けないところもあります。


今回は引退ブログということで、今までのヨット生活を振り返っていきます。

この4年間つらいこともたくさんありましたが、その分楽しかったこともたくさんありました。私は1年生の冬につらさに負けて退部を考えた時期がありました。しかし同期の声掛けもあって復帰することができ、2年生の6月に初めてレースに出場しました。レースでは順位こそ最悪な結果に終わりましたが、今までの練習がようやく頭の中でつながったような気がしました。今まで練習のための練習だったものが、そこで初めてレースのための練習に切り替わったのを感じました。

そこからは、以前よりも意欲的に取り組むことができ、ペースは遅いものの一つずつできることが多くなっていくと風を操れているようでとても気持ちの良いものでした。

そして、同期や後輩と乗るようになると今まで先輩に頼りっきりだった部分を自分たちでコントロールしないといけないため、上手くいかないこともありましたがそこを克服していくのがまた新しい楽しみになりました。

3年・4年になると、責任も増えコーチングなどで今までよりも厳しい声を掛けられることも多くなりましたが、その分ワンランク成長できた時の嬉しさは一層大きいものでした。そして、ついに迎えたインカレ予選で初めてシングルを取ったときは見える景色がガラッと変わったような印象で思わず涙してしまうくらい嬉しいものでした。おそらく一生忘れないものになると思います。

春のうちにインカレが開催されてこの景色を見ることができていたらもっと違っていたのでは・・・といろいろ考えてしまいますが、1レースでも良い結果を残せたのは最後まで折れずに頑張ったことへのご褒美だと思っています。


後輩の皆さんも、これから寒くてつらい時期に入りますが、みんなで励ましながら乗り越えて、その先の楽しさを味わってください。


最後に、今まで支えてくださった先輩方、OBOG、コーチ、保護者の皆様、その他親身にしてくださった方々、同期や後輩にはとても感謝しています。今までありがとうございました。





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